鳳凰三山、テン泊講習会

バンカー

2012年11月15日 06:01

11/10~11、テン泊講習会で鳳凰三山に行ってきました。

鳳凰三山は、地蔵岳のオベリスクに代表される花崗岩が特徴の山で、砂礫の稜線という独特の山容と、
白根三山や富士山の展望から多くの登山者に親しまれています。

今回の予定コースは
1日目:青木鉱泉→ドンドコ沢→鳳凰小屋(テント設営)→空荷で地蔵岳ピストン→鳳凰小屋テン泊
2日目:鳳凰小屋→観音岳→薬師岳→中道→青木鉱泉 (マイコーさんブログより)


 


参加者は、マイコーさん、Eitakuさん、春風香さん、じゅんちちさん、もえここ夫妻、Bomber夫妻、バンカーの9名。

前日夜、青木鉱泉駐車場に集合し、軽く一杯やって就寝。


そして次の朝、6時30分に恒例の全員写真と「ファイト・オー」の掛け声で出発~!








このあと、ドンドコ沢登山口に向かいます。


登山口から歩いて5分くらいでしょうか・・・
前方より3人の若者がきて、「この先でクマを見かけたので引き返してきました・・・」と。

しかも、前方300mには50代の登山者がひとりで登っています。(大丈夫か?)
協議の末、9人かたまって声をだしながら行く事に。




周囲に気配がないか注意深くしながら前進しますが、Eitakuさんは戦意喪失?
私もストックのキャップをはずして臨戦態勢。

ほどなく、長い急登が始まります!

 



もう終わりかなって思っていましたが、なかなかの紅葉でした。


 




ここのドンドコ沢登山道は5つの滝を見ながらのルート。
大きい岩を越えて進みます。

 




12時頃、五色滝に到着~ 
お天気も良く、滝汗でした。
このあと下って滝を見に行ったのですが疲れるのですぐもどってきてしまいました(笑)




10分くらい休憩したでしょうか?
ここで行動食を摂る方もおられました。

 



久々にキレイな富士山を見ました!
やはり富士山を見ると心が晴々しますな~


 




1時20分ごろ、やっとの事で鳳凰小屋に到着。
ここの前にテントを設営してから、地蔵岳に登ります。


 




テントを設営していると、「あ~!」っと大きな声のEitakuさん。
なんと、ポールを忘れてきたそうで!

今年になって新調したメスナーテント、その独特な構造に興味しんしんだったのですが・・・・

で、Eitakuさんどうするかと思ったら、「誰か泊めてください!」と絶叫~

テントの大きさからするとマイコーさんのところに間借りかと思っていたのですが、
その目は、私をロックオン!(爆)

私は、震えた声で「どうぞ・・・」と。(泣)


 



こちらは、じゅんちちさん

関節痛に悩まされながら、ここまで登ってきました。
痛みもピークとなって、これから登る地蔵岳はキャンセルし体力温存作戦に転換。

テントの中でDS?

 




テント設営後、2時30分、地蔵岳を目指して出発!

しばらくするとアラベスク? いや、オベリスクが見えてきました。

 



実はここで痛恨のミス
白砂の登りなのに、トレッキングポールを持ってくるのを忘れました!

 



3時半ごろ、最後尾で登頂~(爆)

本当にお地蔵さんがあるんですね。
これには驚きです・・・

 



それぞれ思い思いに写真撮ったり、〇〇したり・・・

 



山頂から見えるのは、甲府盆地でしょうか?

 




Eitakuさんはなにを想う?

ん?、手に持っているのは・・・(爆)


 



4時15分下山完了~

そして、みんなの無事に乾杯!

私は疲れたので、6時には自分のテントへ入りEitakuさんを待ち構えます。(笑)
ちなみに夜中に3回トイレに起きました・・・

 



朝5時半、もえpapaがみんなのテントをまわり全員を起こします。

起きて朝食を作っているマイコーさんのテント近くには、謎の液体が忍び寄っていたのだった!(爆)
翌朝、その正体を知って全員驚愕しました・・・

 



小屋近くの水場から見える日の出と雲海

 



7時25分 観音岳に向けて出発

 




いきなりの急登。
ほりほりさんは、テン泊が始めてだったため、昨日の晩はテンション高かったのですが、今朝は体調イマイチ!(笑)

鳳凰小屋がどんどん小さくなっていきます。

 



意外とぐらぐらする階段。

 




稜線に出たところで全員で記念撮影。
ほりほりさん半分切れててゴメンナサイ!     今回、ほりほりさんは初体験づくめでしたね!(笑)

 



もえここ夫婦。

夫婦揃っての健脚!  なんか爽やかっぽく写っていたので、ちょっと羨ましいな!(笑)






山頂まで30分くらいでしょうか。
それぞれのペースで登りますが、もえここさんの体力はさすがでしたね!

 



標高2800mにもなると冷え込みが厳しいですね。

後方に見える八ヶ岳も来年には行きたいな!

 



おお、アレに見えるは?

アタマを皮の~、
いやいや、アタマを雲の上に出し~(滝汗)

 



 
富士山ド~ン!  最高。





「あっ、マークスの山だ! 来年は、あそこを狙うぞ。」

はしゃぐマイコーさん。
 



北岳ド~ン!   来年の目標のひとつかな。

 




9時5分 観音岳登頂~   鳳凰三山の二座目やったね!







次に目指す薬師岳の後、雲海に浮かぶ富士山。

 




ここがホントの観音岳の頂上だ!

 




鳳凰三山、最後の薬師岳まで30分。

じゅんちちさんも頑張ってます!

 




ところがたった30分の道程なのに、瞬く間にガスが・・・・

なぜだ?  わかってましたが・・・(笑)




9時45分 薬師岳 登頂。

これで鳳凰三山制覇~

寒さで髪の毛・メガネ・ハイドレーション、全て凍ってしまいました!

 



山頂には寒くていられません。

このまま中道ルートで青木鉱泉に戻ります。

 



10分ちょっと下ったところで休憩。

それぞれ行動食を摂って、これから始まる1,700mの下りにそなえます。

 




長い下りになるとみんなバラけてしまいます。

一人でいるとクマが出た時に真っ先にヤラれてしまうのが怖く、後ろから来るグループを待ちます(笑)

いかにも熊笹が茂っていてクマが出そうな登山道、先頭は戦闘力がある 春さん、次に美味しそうな じゅんちちさん、
そして安全な位置をキープした私、最後にここ一発頼りになる Eitakuさんの陣形で下ります。(超爆)

この万全な体制で、熊笹の崖から転げ落ちたのはナイショです!(滝汗) 

 




やっとの思いで中道登山口入口にたどり着いたのが午後1時20分

青木鉱泉まであと30分というところで、とうとう雨に降られてしまいました。
ここでカッパを着てラストスパートです。

 



午後2時過ぎ、青木鉱泉駐車場にゴール。

みんなよく頑張った!

特にオレ。(爆)

 




今回の鳳凰三山の縦走ルート図です。

急登、急登の連続でしたが楽しい登山でした。

 



駐車場で解散後、サービスエリアでカツカレーとラーメンを食う春さん。

下山中、下りたら必ずカツを食うってみんなで言ってましたからね~(笑)

 



山バッジは、コレしか買ってませんでした。

鳳凰三山のバッチが欲しかった!

誰か買ってきて?(爆)

 




7月北アルプス、10月谷川岳、11月南アルプスと楽しい登山をやってきました。

今度は、のんびりとキャンプで焚き火もいいなぁ~

 


ぼちぼち活動もやっていけそうです
それではみなさん、フィールドで会いましょう~!



おしまい


 

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